FATS永山の気まぐれBlog

あまりにも悲惨な結末

2013年08月29日

 過日1匹の野良犬になった(というより、多分飼い主に捨てられてしまったのだろう)のが2-3日このあたりにいたのを見ていた。うちの倉庫の事務所にも現れたらしく物乞いをしていたのだろうが、いたのを気にはしていた程度だった。しかし、翌日もみかけたので、もしや「野良犬?」と思い取り押さえようと思って、倉庫の前に餌を用意していた。土曜日だったがこの日はお客様が少なくてぼんやり外を見ていたら、パートナーがレオンとアレサを散歩に連れて行こうとしたときだった。アレサが門に近づくと吠えだしたので、パッと見たら道路の向かい側にその犬がいたのだ。犬もアレサに呼ばれたように多分夢中で48号線を渡ろうとしたときに一歩足を出したところで車にはねられたみたいだ。10mは飛んだだろう。自分は店の中でBGMもかけていたのにドアの閉まるような鈍い音がしたのが聞こえた。すぐ窓の外を見たら、パートナーとレオン、アレサが急いで戻ってきた。車で出かけようとしたのかと思った。しかしはねられたのを見てすぐ戻ってきたの知った。息子も見るに見かねて現場へと急いだ。犬を入れるための箱を取りに戻ってきたので、今度はお客様がいたのだが店から現場へと自分も急いだ。車の往来も多い場所なので、両手を広げて上下線の車を止めたりゆっくりとさせたりして、中央線付近にいたので即座に 犬を抱き上げて門まで戻ってきた。犬を入れる箱を用意した息子と棺代わりにした。近くのペット霊園のオーナーに電話して運んだ。ついておろした瞬間に大雨が降り出した。この犬の別れを惜しむような大雨だった。むごいことする奴らがいたもんだ。はねたのに知らんぷりで現場を走り去ったドライバー。多分10mは飛ばされたろう。あんなにはっきりとぶつかった音を聞いているので、車もかなり傷んでいるだろう。涙・・・・。すぐに止めて何かをしなくては・・・・とも思わないのだろう。そして元々の飼い主もむごいことをした。首輪もついたままだし、リードも食いちぎったので、先が短くなっていた。この近くに捨てていったのか?リードを何かにつけていったのかは知らないが、数日間飼い主が捨てたこの場所を離れていこうとしなかった。もっと早く捕獲でいたらよかったのにと悔やむばかりだ。ペット霊園のオーナーから切ったのだが、この近くでかなり多くの人たちもこの野良犬を知っていたみたいで、みんな取り押さえたかったらしい。でも警戒していたみたいで、捕まえられなかった。
そしてペット霊園のオーナーとうちで半々の経費で火葬にできたことはよかった。ペット霊園のオーナーには申し訳なかったと思っている。まだほかの車にひかれていない状態で救い上げれたことは不幸中の幸いだったと思う。体系もそのままだったので、天国へも行けただろうし、ウランでもいないだろう。さらにペット霊園のオーナーには名前も付けてもらったし、共同墓地(うちのアトムも眠っているのだ)に埋葬してもらって感謝している。ありがとうございました。
 最後まで飼い主として責任をもって愛犬をみとってやるのが本当の愛情ではないのか?
今日もアトムとこの松之助の鎮魂のためにペット霊園に行って来た。ありがとうアトム。毎日遊んでくれているのかな?????



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