FATS永山の気まぐれBlog

画像: 被災地便り

被災地便り

2011年08月26日

 先日超久々に自衛隊の多賀城駐屯地にいる、お客様が、震災後初めて遊びに来てくれた。連絡がこなくて心配していた一人だ。地震の少し前に来店してくれて丸一日遊んで行ってくれたのが3月の初旬だった。その時には「災害の復旧なんかで行くのは大変だね」という話をしていたのだが、「仕事だからね」といいつつ笑っていたのを思い出していた。その時の話もしたが、その直後にあの大地震である。やはり即座に救援の準備をしだしたが、その自分たちのいた多賀城駐屯地も、その準備中に津波でやられてしまった。そのために準備中の車や資材も流されたみたいであった。被災地を救助に行く前に自分たちも被災していたのにもかかわらず、その後に即座に救援に向かったとのこと。自分の車も流されたのだが、それよりも人命救助!凄い!!!!それから連日被災地に行っていたそうだ。勤務地は気仙沼と石巻である。町の捜索や警備だった。でも笑顔で「俺にまで手を合わせてくれたおばあちゃんがいたよ」と言いながら思い起こしていたみたいだ。ようやく最近になって6日仕事で2日休みにできたそうだ。ここに来るのも気にかけていてくれたことも、開店前の11時30分にはその顔を見せてくれただけで、自分も笑顔で迎えていた。その日は一日中、レコード・ハンティング!。プレイヤーで好きなようにチェックしていた。
ここ作並では、地震のことの情報交換でかなり盛り上がって、盛り下がっている。まだまだ続く余震もあるしね。
自衛隊や、全国の警察、消防署の関係者に感謝!。目の前にある48号線には今でも自衛隊の車両が通る。そのたびに「ありがとう」と心の中で思ってしまう。
そうそう、この日の前日には、気仙沼からも久々に来てくれた方もいた。若いのだが結構しっかりしている子で、地震の話とかをしていってくれた。自分の家は大丈夫だったが友人や知人が、今も行方不明だったりしているそうだ。会社も流されてしまい、今は一関の近くで仕事をしているみたいだ。それでも来たくて前日には、作並の温泉で、一泊してから来てくれたみたいだ。感謝!!!まとめてロカビリーのアナログを購入していただいた。感謝!!!

写真は店内の一部だ。ジャンルごとにコーナーが分かれており、一枚で済まないので、とりあえず一枚を。
パラダイス・レコードの基本「インスト&サーフ」アナログとのCDなどのコーナーだ。シングルは別にしているのでこの写真では正面の奥の別のコーナーにある。



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